定点観測地点の効用
東京南青山にある某美術館にある仏像。
彫刻表面の滑らかな質感と、スラリとしたお姿が心の軸をピンと真っ直ぐに立ててくれるような気持ちになります。
時折、この場所を訪れますが海外からのゲストが多い。日本庭園もあり、ちょっとした散策には最適です。
仏像でも、人物でもそうですが、『在りたい姿』をイメージできるようなモノや場や人に出会うと、心の安息地のように定期的に戻ることで、『生き方や在り方の原点』に立ち戻ることができます。
このような定点観測地点があると、自分の成長にも気づきやすくなることもあるでしょう。
何かをやり遂げるには、何度も同じやり方に固執せず、少しずつ効率的に合理的にやり方を工夫できるのは、『少し前の自分とどう変わったのか』を確認できる時間を持つことが肝心です。
そういう定点を持つことで、今でにないアイデアや行動ができるようになることになるでしょう。
私も、そんな定点を幾つか持つことで『自分の役目』を確認しながら前に進めていくのです。